オイルにだしを入れて、弱火で焦がさないよう、
かき混ぜながら温める。
たったそれだけで、
だしのうまみ満点のオイルが完成。
料理の途中でもすぐつくれます。
オイルの種類も量もお好み次第。
パスタにサラダに炒め物と応用自在。
食卓がぐっと豊かになりますよ。
だし×オイルの組み合わせ
オリーブ油、ごま油、こめ油などのお好みのオイルに、好みのだしの袋を破って加え、かき混ぜながら弱火にかける。
だし×オイルのコツ
オイルの色が濃くなってきたら、うまみが十分にオイルにしみ出た合図。すぐに濡れ布巾などで鍋底を冷やし、粗熱をとる。
小鍋に【A】を入れ、弱火でかき混ぜながら、軽く色付くまで加熱する。粗熱が取れたらタイムを入れて、オイルをしっかり冷ます。蓋の閉まる容器に、クリームチーズ、ナッツを入れ、冷ましたオイルを注ぐ。
※アーモンドがカリカリでおいしい。
うまみ満点のだしオイルをまとわせるだけで、味わいがグレードアップ。これまで味わったことのない一品に仕上がります。マリネの味のしみ込み加減はお好みで。しっかり漬け込んでも強すぎず、ほどよい味加減です。
" だしの袋を破って使う " の進化形が万能なだし×オイルの組み合わせです。だしは粉状ですが、オイルと合わせることで、素材にすんなりなじんでくれます。めんつゆ代わりに、ドレッシング代わりに、かけるだけで味が決まります。
茅乃舎だしと野菜だしで簡単につくれる万能なだし風味のオイル。普通ならただのオイルを用いるところを、だしオイルに換えることで、味に深みが加わります。さらに素材のうまみが絡まると、特別な一品に。ぜひ、お試しください。
尾身奈美枝/おみ・なみえ
「フードコーディネーター」という職種を世に広め、定着させた先駆け的存在。
現在テレビ、新聞、雑誌など、様々なメディアの料理番組を手がけながら、エコをテーマとした新しいレシピ提案を発信し続けている。
野菜・肉・魚、色々な食材を漬けこんで、さらにそれを使って調理して、手軽で万能な茅乃舎のだしの新しい使い道「だしオイル漬け」をご紹介します。
食材ごとに密封できる容器や袋に入れ、だしオイルで漬け込むだけ。
冷蔵庫に入れて2〜3日程度で味が馴染みます。
※食材の種類や状態、調理方法に応じて漬ける時間を調整します。
薄切りにした野菜は半日漬ければ、サラダやマリネとして食べられます。浅漬け感覚で、夜に仕込んで朝食の一品にしても。きゅうりとにんじんをマリネにしました。レモンをたっぷり絞れば、オイルがドレッシングに。
オイルを引かずに手軽にソテー。パサつきやすい鶏のむね肉もだしオイルに2日程度漬け込むことで、しっとり柔らかく仕上がります。
オイルにだしが効いているので、味付けもお任せ。オイル漬けでほぐれやすくなった生のサバの身をミニトマトと一緒に炒めてパスタの具にしました。素材に染みた優しい塩気で、何も加えなくても味が決まります。