頬をなでる風が柔らかくなり、
ぽかぽかと暖かい日差しが
嬉しくなるこれからの季節。
植物たちもお日様に向かって
いっせいに芽を伸ばし、
店先には彩り豊かな
野菜が並びます。
そんな春だからこそ、
生命力にあふれた
旬の味を楽しみましょう。
甘い香りに、
柔らかな歯ごたえと
ほのかな苦みが特徴の筍。
10日もあれば立派な竹になる
といわれるほど旬が短いので、
時季を逃さないで春の
味わいましょう。
筍を炙ることで
一層うまみが
引き立ちます。
炙り筍ご飯
春の炊き込みご飯と言えば、
筍ご飯。
今回は、炙ることでうまみが
引き出された筍を使って、
失敗なしのレシピをご紹介。
ガスコンロでゆっくりと
焦げ目をつける。
このひと手間で、春の香りと
風味を存分に楽しめる
絶品ご飯ができあがります。
使用した だし はこちら
たたき潰した筍の
独特な歯触りを
味わえます。
筍コロッケ
サクサクとした衣と
シャキシャキの筍。
食感の妙が楽しくて、
ついつい何度も
口に運んでしまいそうです。
春野菜のおいしさが詰まった、
子どもにも大人にも喜ばれる
一品に仕上がります。
使用した だし はこちら
だしで煮ふくめた
筍の豊かなうまみが
広がります。
筍のはさみ揚げ
カリッとした新食感の衣の中から、
旬を迎えた筍の豊かな味わいが広がります。
今回は、余りがちな
筍の根本まで上手に生かせる
レシピをご紹介します。
使用した だし はこちら
おいしく
筍を
食べるポイント
筍を炙る
下茹でした筍は、このままでも充分おいしいですが、炙るというひと手間で、一味違う味わいになります。網にのせ、ガスコンロで焦げ目がつくまでじっくりと炙ることで茹で筍にはない甘みやうまみを醸し出します。
おいしく
春キャベツを
食べるポイント
春キャベツを氷水に浸す
キャベツの葉を氷水に浸すことで、黄緑色が映え、美しい色に保つことができます。見た目も美味しさのひとつですので、せっかくなら、ひとてまをかけてみましょう。
おいしく
山菜を
食べるポイント
山菜の下処理
摘みたての山菜を手に入れたら、すぐに下処理するのが美味しくいただくコツです。山菜はアクが強いものがほとんどですので、塩茹でなどでアクを抜きましょう。