新年を迎え、多忙な日々も少し落ち着いてきた頃でしょうか。
今回は冬の体をいたわるレシピ、楽しい自家製、そして大切に使いたい道具のお話、五島列島のふくれもちと、バラエティ豊かな記事をピックアップしました。心温まるみなさんからのコメントも一緒に、冬の記事を振り返ります。
年末年始にごちそうを囲んだ後は、体をいたわる胃にやさしいごはんを。じんわりのぼる湯気にしあわせ感じるレシピ5点をご紹介しました。
おかゆに汁物、中でも人気が高かったのが韓国の茶碗蒸し「ケランチム」です。
ケランチムの写真にそそられました。あたたかくて優しい感じが良かったです。
のりりんさん
と、見るからにふわふわな卵料理をご指名いただいたコメント。大共感です。とげとげとした気持ちすら溶かしてくれそうな、卵の力に癒されたくなります。
心がゆらいでしまうようなこの時代 このような紹介文やレシピを読むだけで優しい気持ちになり少しだけ前向きになれるような気がします ありがとうございます
のりたまさん
ちょうど疲れていたので、作ってみたくなりました。
ゆーさん
日々がんばっている方にこそ、試していただきたいレシピです。他にも介護食づくりに、お母さんに、娘さんにと、ご家族の食事に取り入れたいという声も。みなさんのやさしい気持ちにも、ほっこり心が温かくなりました。ぜひこの冬もぽかぽかレシピで胃を休めてくださいね。
しあわせに胃を休めるレシピ5選。
人気の自家製企画、料理家のminokamoさんが手にしているのは、冬が旬のほうれん草です。色濃く、鉄分やビタミンCが豊富な野菜ですが、これをどう自家製の一品に?
「ザグカレーにしちゃおうかしら」と軽やかにつくってくれたのが、ほうれん草のカレーペースト!これにはみなさんからも
ほうれん草の食べ方がマンネリ化してましたので、簡単にカレーが出来るなら作ってみたいです。
けっづさん
カレーライスだけじゃなく、パンにパスタにと応用できることが良いと思います。ほうれん草が沢山食べられそう!
撫子さん
とマンネリ打破の喜びの声をいただきました。応用レシピもあるので、あっという間に食べ切ってしまいそうですよね。
いつもはカレーの中にほうれん草を刻んで入れてました。こんなに簡単に作れるなんて絶対試したいです。
トモさん
恥ずかしながら、ほうれん草のゆで方が参考になりました。
みいやんさん
と、みなさんからのハッとした気づきもうれしい感想です。ほんの少しの工夫も、知れば一生もの! これからもいろいろな発見を一緒に見つけていきましょう。
最後に
レシピを読むだけで身体の中からキレイになれそうな気がします
EMMAさん
という素敵なコメントに思わずにんまり。季節の訪れが楽しくなる自家製で、心も体も整えられそうですね。
季節の自家製、ほうれん草でつくるカレーの素。
「懐かしい」という声に加えて、「使ってみたい」というコメントも。昭和30年代に評判を呼んだ「文化鍋」をご紹介した記事です。煮込み料理が大得意のこの鍋を使った3つのレシピも合わせてご覧いただきました。
色々な調理器具が出回っているなか、日本伝統の鍋が見直されてるのかな。
むうさん
おかずも炊き込みご飯もお任せの万能鍋。実際に使われている方から「お母さんから受け継ぎ、次は娘さんに」といったエピソードもお寄せいただき、大切な道具に囲まれた素敵な台所の風景が目に浮かびました。
まさに原点回帰。時短料理がもてはやされている昨今ですが、丁寧な作り方に祖母や母の食事の支度をしている姿が重なり、暖かい気持ちになりました。
リコラックさん
なつかしい感じがしたのは母が使っていたからでしょう。ストーブを使っているのでコトコト煮てみたいなぁと思いました。
ゆずばぁばさん
じっくりコトコト。せわしい季節ではありますが、休日にはおこもりして温かな料理を楽しむのも冬の醍醐味です。
煮たり、炊いたり、文化鍋でおこもりする休日
小さなふるさとの食べごとを拾い上げていく「茅乃舎1893」の取り組みの中で訪れたのが、数百年を越えた食の歴史が息づく長崎県五島列島。
キリシタン文化に由来のある「ふくれもち」は小麦粉、塩、砂糖の生地にあんこを包んで蒸したまんじゅうです。クリスマスや復活祭など特別な日に貴重な小麦粉でふくれもちをつくって食べていたそう。
親から伝わり、地域の味であり、信仰を胸にこの島へやって来た祖先の味。ふるさとへの思いが詰まっています。そこで今回はアンケートで「地元のふるさとの食べごと、食の記憶、思い出」を尋ねました。みなさんから寄せられた素敵な食の記憶、ご紹介させていただきますね。
思いがけず幼い頃に食べたふくれもちのお話で被昇天に由来するなどルーツも知る事が出来感激しています。遠く離れて住んでいた祖母達の手仕事を垣間見る事が出来たように思います
タエさん
子供の頃、家族で魚釣りに行くといろんな魚が釣れましたが、オコゼに似たアラカブとか、赤っぽい魚でクサブという白身魚は焼いて お味噌汁に入れると香ばしく、とても美味しいお出汁が出て、美味しかったです。五島列島の出身なので今回 懐かしく思い出しました。
まーさん
福岡の母が作る「かしわ天」(鳥ささみの天ぷら)です。帰省のたびにねだって作ってもらっていました。
MAYさん
北海道の海町、羽幌、五歳から九歳まで、たった五年間の生活でしたが、私のルーツです。大きなカレイの煮付、当時は大嫌いでしたが(笑)すごい贅沢ですね。数の子や海老の天ぷらやフライ、あと近所で取れた野菜の味。トマトの鮮やかな酸味、など。特別ではないのですが、毎日のように、当たり前に食べていたものの豊かさを思います。上記にも書きましたが、子どもの頃食べたものは、ずっと記憶や身体のどこかに残っている気がします。私は実家がなくなったので、それが故郷とも思っています。
香薫さん
思い出と食がつながって、ふるさとを感じる。本当に尊いことですよね。食文化の大切さに改めて思いを馳せました。ふくれもちに加え、きびなのいり焼き、紀寿司もご紹介している動画もありますので、ぜひご覧ください。
ふるさとの食べごと〜長崎県五島列島「ふくれもち」
寒さも極まって参りましたが、冬だからこそおいしい味があるものです。コトコト煮て、立ち上る湯気を眺めてお腹を空かせ、温かな一口を含むその幸福感たるや。お腹の底から温もりを感じる格別なひと時です。ぜひ、今回のレシピも参考においしい冬時間をお過ごしください。
どうか今後もぜひ、記事の最後にあるアンケートにご協力くださいませ。みなさんのお気持ちに、私たちも精一杯、応えていきたいと思います。
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今回は寒い日に読んでほしい、体と心があたたまるごはんをご紹介しております。あたたまるごはんを食して冬を乗り越えましょう。
田原
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見た目が美味しそう。特に記事のトップ画像のケランチム
蒼焔さん