夏の盛りを越えて、秋の気配がうれしい頃。気負わずに次の季節に移るには、おいしい“食”をステップに。
旬を味わうかぼちゃばっかし料理、残暑に負けないお肉、きのこを主役に秋の自家製。一年巡って、今また食べたい、昨年の人気記事から秋をはじめませんか?
最後には、気になるあの食材の物語も。じっくりと読んでいただきたい記事4選を、みなさんの声と共にお届けします。
誰のことかと言いますと、私たち茅乃舎がいつもお世話になっている長野おばあちゃんこと、長野路代さんです(今年94歳を迎えられました)。
「農家では朝昼晩、同じ食材ばっかし食べるの」と、工夫に満ちた“ばっかし料理”を披露していただいた記事です。手にしたのは夏から秋にかけて収穫されるかぼちゃ。農家さんの1日の献立を再現し、1品、2品、3品とかぼちゃ料理が次々と。なんと、おやつまで!
1つの食材でこんなに幅を広げてチャチャっと作れる人になれたらいいな~と。90歳には見えない若々しさがあり素敵です。私も何か楽しみ作らなきゃ...と思いました。
スッキーさん
ばっかし料理、とても勉強になりました。本来の旬の野菜の食べ方はこうなんだよね、とうなずきながら読ませていただきました。これからも、本当の食事を教えてください。
かれんさん
そう、同じ食材でもシャキシャキからホクホクまで、いろいろな面が見えてきますよね。旬を味わうことの本質を教えていただいた気がして、こちらのコメントにも共感しました。
自分で育てた野菜に、感謝して、頂く、尊い日常ですね
ボナさん
長野おばあちゃんは今年、地元伝統料理の普及に貢献したとして国から表彰を受けられました。いつも元気と知恵を授けてくれる存在です。みなさんからのたくさんのコメントもぜひお伝えしたいと思います。
かぼちゃばかり6つのおかず。”ばっかし料理”のススメ
今年の夏は本当に暑かった。盛夏を乗り越えた今、ちょっとお疲れではないですか?
そんな時こそ、お肉です。なんてったって元気の源なのですから。
下味やソースにだしをからませれば、いつもの肉料理もうまみの効果でおいしく、さっぱりいただけます。そんなレシピを編集部で厳選。豚・牛・鶏、部位もいろいろ、フルラインナップです。
料理に詳しいメンバーのコメントにも“肉推し”の気持ちが込められていますが、みなさんからの声も熱を帯びていますよ。
茅乃舎だしの大ファンで、かなり自分流の応用もできてきて、レパートリーも広がったかな、と思っていましたが、今回のレシピを見たら、「深いなぁ~。自分なんてまだまだ、、、」と感じさせられました。今回のお肉のレシピを作ってみて、そこから又広がりがあると信じて、楽しみにしています。
ワインレッドの歌姫さん
お肉良いですねぇ!私は料理に砂糖は基本使いません。甘味は蜂蜜やフルーツで作ったシロップ、そして茅乃舎のだしをたっぷりと使います。肉には塩胡椒か梅醤油をつけて食べます。鶏手羽が大好きで塩麹に2~3時間漬けて焼きます。本当は10本食べたいところをグッと我慢して5本は食べます。明日は大根おろしとだしオリーブ油でステーキを試したいです。
はるの花さん
探究心に脱帽! みなさんのアイデアも参考にさせていただきながら、これからもお役に立てるレシピを考えていきますね。
そして、こんな声も。
一人暮らしです。メニューがマンネリ化しています。今回の手羽先とステーキダレは手軽に出来そうなので、チャレンジしてみます。
カメさん
ひとり用のごはんでは肉料理を躊躇してしまうこともありますよね。けれど自分のための料理こそ、食べたい気持ちを最優先に。
年々、残暑が長引く秋のはじまり。しっかりスタミナつけるお肉にしましょ。
元気としあわせ、お肉とだしで。
料理家minokamoさんと一緒にお届けしてきた季節の自家製コンテンツ。
トマト、大根、キャベツにさつまいもなど、いろいろな旬のおいしさをハッとするアイデアで提案していただきましたが、昨年の秋が連載の最終回。「秋と言えば、きのこ」ということで、きのこ×みそ×だしのオイル漬けが登場しました。スープやソテー、ソースにも大活躍ですよ。
レシピは本当に簡単で、にんにくと玉ねぎをオイルで炒めて、きのこと味噌を投入。最後に「茅乃舎だし」を加えるだけ。
うまみを掛け合わせた風味豊かな仕上がり。さて、気になるみなさんの感想は?
きのこ二種とみそ茅乃舎減塩だしで作りました。できたてをおにぎりにしたら美味しくてびっくり!豆腐やこんにゃくにも合いそうですね
marchan19さん
冷奴に乗せてもいけそうです。ピザにも合いそうです。
うっしーさん
確かに、確かにと頷くばかり。この応用力、是非ともお試しいただきたいです。
そして最終回だったことから、こんなコメントも。
今回で終わりなんて寂しすぎます!このテーマ、とっても好きでした。早くも復活を期待してます!マンション規模でもできる、という角度が好きでした。
まりちゃんさん
お出汁を使ったレシピとても楽しみにしていました。これで終わりと言わず続けていただきたいなぁと思います。
Mikoさん
温かな声、本当にありがとうございます。季節は何度でも巡ってきます。その度に思い出して、また新たな発見を!
季節の自家製、みそきのこだしオイル。
最後にご紹介する記事は、ちょっといつもとは違うコンテンツ。昨年の10月に公開し、レシピは載っていませんが、お読みいただいた方からは「興味が湧いた」と反響がありました。
「ひじきは大好き。でも知らないことばかり」
そうなんです。「いつどこでどう育つ?」ひじきに注目してみると、何も知らないことに気づかされます。
今回の記事では、漁師さんと共に収穫の現場にお邪魔し、貴重な国産天然ひじきのお話を聞いてきました。長いもので1mにもなるひじきの芽。天日干しした後に、目視で貝殻などの付着物を取り除いているのだとか。
「よく口にする食材なのに」「常備菜の代表だけれど」「何も考えずに食べていた」
その背景になかなか思いを寄せられないのは仕方ないこと。けれど、「生産者が大切に育てていることを知れば、一層おいしく感じられる」との想いが、みなさんのコメントから感じられました。「これからは、一粒残さずに食べよう」という声もあり、大切に思う気持ちが共有できたことをうれしく感じました。
身近なひじきのお話、興味が湧いたらぜひ、下のリンクからお読みくださいね。
謎だらけの、ひじき。どう育つか知っている?
酷暑だったこの夏は、「何だったら、食べられる?」だったかもしれません。秋を迎え、「何を食べたい?」と自分や家族に問う時に、今回の記事のレシピや食材をご指名いただけたらうれしいです。
どうか今後もぜひ、記事の最後にあるアンケートにご協力くださいませ。みなさんのお気持ちに、私たちも精一杯、応えていきたいと思います。
※お客さまからいただいたお声を一部抜粋・編集して使用しています。
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編集部が喜びます!
かぼちゃを丸ごと買ったときは、よく余らせてしまいます。今年の秋は、“ばっかし料理”で美味しい時期に食べ切りたいと思います。
編集部
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ぴこさん