あら、ちょっとお疲れではないですか?
暑いからって冷たいもの、甘いものばかり食べていると、ビタミンやミネラルが不足し、じわりと疲れがたまりますよ。
そんな時に頼りになるのって、やっぱり「お肉」。
お肉はまず、元気のもとです。
エネルギー源となるタンパク質がしっかり摂れるだけでなく、代謝をうながしてくれるビタミンやミネラルも、うんと含まれています。
お肉はまた、しあわせのもとでもあります。
昨今、“幸福ホルモン”として知られるセロトニンのもととなる必須アミノ酸や、リラックスをもたらすアナンダマイドに必要なアラキドン酸も、牛肉や豚肉などに多く含まれています。
そう、「肉をがっつり食べる」というのは、決して若い世代の特権ではありません。むしろ高齢者ほど意識してとるべき。
ご案内したいのは、下味に、たれに、ソースに。おなじみのだしをうまくからませながら、さっぱりおいしくお肉をいただく方法。
2000以上あるレシピの中から、今のあなたのことを思いながら、編集部みんなで厳選した5品。茅乃舎のだしオーソリティで、管理栄養士の資格も持つ担当、田原のコメント付きでどうぞ。
まずはこのテーマなら「そうこなくっちゃ!」となる、お肉のかたまり。主役は、豚ヒレ肉のブロックです。そこに茅乃舎だしをまぶして擦り込み、蒸し焼きにしています。
ヒントにしたのは、お魚の昆布〆。これによってだしのうまみが肉に移って、芯までしっかり届くんです。
気をつけたいのは、火の通し方。アルミホイルで二重に包み、弱火で焦らず、じんわり、じんわり。そうすることで箸ですっと切れる、まるで霜降り肉のような柔らかさになりますよ。
何より見た目かたちからしてごちそう感があり、心身ともに活気と英気を取り戻してくれそうです。
豚ヒレ肉のだし〆
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豚ヒレ肉のだし〆
[材料](4人前)
[つくり方]
気分があがる「お肉」といえば?
なんたって、牛肉ですよね。とくに赤身の肉はカロリーが低めで、鉄分なども豊富、ヘルシーな食材としても、近ごろ注目されています。
ただ、焼き肉となると。市販されているタレはしっかり味がついているものも多く「あまりたくさんは食べられないわ」なんて方もいらっしゃるかもしれません。
そこでおすすめしたいのは、野菜だしを2袋使ったこちらのレシピ。焼く前に牛肉に揉み込んで下味をつけ、ソースにも使うことで、玉ねぎを中心としたコクと甘みが塩味をおさえつつ、全体をおいしくまとめ上げてくれます。
そこにピリ辛フレーバーが加わることで、もりもりと食欲が湧いてくる。またトマトやサラダ菜などで、野菜がしっかりとれるのも、健やかなポイント。
焼き肉!という響きを聞くだけで、すぐさま元気になるあの感覚はそのままに、爽やかで食べやすくなっておりますよ。
ぜひ!
スパイシー焼き肉
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スパイシー焼き肉
[材料](2人前)
牛肉(焼き肉用)
200g
野菜だし(袋を破って)
2袋
A
カレー粉
大1/2
唐辛子
1/2本
レモン汁
1/2個分
オリーブ油
大1
サラダ菜
適量
B
トマト
1個
ピーマン
1個
レモン汁
1/2個分
タバスコ
小1/3
[つくり方]
さっぱり、いただくならこちらも。
牛肉や豚肉に比べ脂肪は少なく、あっさり淡白な味わい。だけどたんぱく質やビタミンはしっかり豊富。その万能っぷりにスーパーでもつい、手が出てしまう鶏もも肉。
だけど、いざつくるとなると、マンネリ化していませんか?そんな時はこれ、鶏南蛮はいかがでしょう?
茅乃舎だしのうまみとお酢のさっぱり感が、とにかくうれしい。そこに醤油とお砂糖を加えたマリネ液をつくり、ソテーした鶏肉にドボン。さらに玉ねぎもいっしょに漬けることで、味が染みてくたくたになり、よい仕事をしてくれます。
ひと切れ、ひと口いただくことで、もっともっと、と気持ちよく食が進む。結果、たくさん食べられる。
ちょっと食欲は湧かないけれど、ちゃんとスタミナは付けたい。そんな時、少ない材料と調味料で、すぐにつくれる。今の季節にぴったりですが、もちろん季節は問わず。あなたのお守りのようなレシピにしてもらえたら、うれしいです。
鶏南蛮
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鶏南蛮
[材料](2人前)
[つくり方]
食だけでなく、ビールも進むなら、こっちに軍配かも?
その甘辛の味わいに、また手でつかんでガブッとかじる行為もふくめ、なんだかとってもやみつきになる、手羽先の唐揚げ。
お肉だけでなく、ごはんもビールもどんどん進む魔法のメニューですが、調子に乗って食べすぎると塩分も高く、注意が必要。
そこで、たれの工夫です。
まずは水100mlと茅乃舎だしで濃いめのだしをとります。そこに醤油、みりん、酒、はちみつを、それぞれ大さじ1ずつ加えます。これをとろみがつくまで、煮詰めていくのです。
これが、なかなかのヒットでした。甘辛の味はついているのですが、じゅわっとだしも効いているおかげでもったりせず、すぐ喉が乾いてしまうようなこともない。食べ応えはあるけれど、食べたあとはすっきり。まさに、いいとこどりのおいしさなのでした。
手羽先の甘辛だし唐揚げ
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手羽先の甘辛だし唐揚げ
[材料](2人前)
[つくり方]
これも、大ヒットでした!
最後はステーキ専用の「たれ」のレシピ。脂っこいものと一緒に食べるとさっぱりといただけて、消化をうながし、かつ血液をサラサラにする働きがあることから、牛肉とはベストマッチとも言える大根おろしを使います。
「ならばポン酢で」といきたいところですが、いえいえ。今回はオリーブ油と袋を破った茅乃舎だしを合わせます。
これが、おいしい!
肉のうまみを邪魔せず引き立てつつも、よりそっていくような茅乃舎だしの味わい。まろやかでクセがないので、牛肉だけでなく、豚肉にも、鶏肉とも相性はよさそう。
それどころか、最後は「この大根おろしたれだけでもいい」となってしまうほど。
とにかく簡単なので、覚えておくとよいでしょう。
ステーキ専用だしタレ
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ステーキ専用だしタレ
[材料](2人前)
[つくり方]
「肉はよく食べるけど、マンネリ気味」というあなたも。「子育てしていた頃は欠かせなかったけれど、手が離れると、最近は縁遠くなっているわ」なんてあなたも、これを機会に。もっとポジティブに!肉をあなたの暮らしの味方につけて。
そしてどうぞ、元気にしあわせになってくださいね。
茅乃舎だしのご購入はこちら
https://www.kubara.jp/kayanoya/dashi/
野菜だしのご購入はこちら
https://www.kubara.jp/kayanoya/all_dashi/yasaidashi/
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心も身体も満たしてくれるお肉は、どの世代にも大切な食材です。さまざまな食べ方で日々の食事に取り入れてほしいですね。
田原