日増しに気温が上昇し、ちょっとヘトヘトになる日もありますが、そんな疲れた体にこそおいしい食事がなによりの活力に。
昨年の夏に紹介したものから改めて、もう一度お届けしたい記事を4つ厳選しました。反響の大きかったレシピ、季節を感じるレシピ、そして日本各地の機能美に優れたアイテムを紹介する「茅乃舎ノ道具」から、食卓を豊かにしてくれるものづくりの現場を振り返ります。「毎日の食事は楽しんでこそ」そんな気持ちを呼び起こす、みなさまからのコメントも一緒にご紹介。夏を乗り切る、健やかな食のお役に立てますように。
「長く愛されてきたレシピを再び」。そんな気持ちで企画したコンテンツに、こんなにたくさんの声をいただくなんて。「茅乃舎だし」と砂糖、塩を鶏肉にまぶして一晩置いて茹でるだけの「茅乃舎だしでつくる鶏ハム」です。
「茅乃舎だし」を含めて12種のだしで試作し、鶏ハムにぴったりの編集部おすすめランキング3も発表しました。結果はぜひ記事をご覧くださいね。
ハムを良く作るが、だしを使ってやったことがないので是非試してみたい!
kep さん
鶏ハム作り初心者さんからも、経験者さんからも「作ってみたい」の声がたくさん届きました。簡単でしっとりおいしく、サンドイッチや素麺の具にもなる。鶏ハムって偉大ですよね。
だしをまぶしてひと晩置いた後に「さっと洗う」という工程がありますが、「洗うのがもったいない」との声もいただきました。そのまま茹でても構いませんが、仕上がりが少しだけしょっぱくなります。お好みでもあるので、ぜひ「我が家のだし鶏ハム」レシピに育ててあげてくださいね。
茹で汁の活用法もここでご紹介。塩で味をととのえて、ねぎと卵にちょっとだけごま油をたらして中華風スープに、細切り人参や玉ねぎなどで野菜たっぷりスープにも。どうぞ参考に!
手土産できるくらいの自分の自信作にしたいです。
べる さん
とのコメントには、編集部も「きっとおいしく作れます!」と応援したい気持ちに。十八番レシピになれば、こんなにうれしいことはありません。
鶏ハムラバーとして、みなさんと繋がれたような気がしたうれしい夏でした。
お好きなだしで、しっとり鶏ハム。
暑い日に自ずと体が求めるものといえば……。そう、体をしゃん!とさせる酸っぱい味です。
香りに食欲をそそられ、酸味で味わい爽やかに、そして後口もすっきり。2000以上のレシピを知り尽くす開発担当スタッフが、そんな料理をご紹介しています。
冷たいもので瞬時に涼をとるのもいいですが、温かいおかずや鍋も酸味を加えることで、夏でも食べやすい一品に。きゅうりを酢で煮たり、鍋の仕上げにはレモンを投入、梅×きゅうり×いかの最高のトリオも登場しますよ。食べる前からゴクリ喉が鳴る、珠玉のラインナップです!
暑さで料理をする元気が無くなっていましたが、頑張るぞっという気持ちが出ました。
ぱかちゃん さん
まさに食べるは元気の源。レンチンするだけのレシピもあるので、ぜひ作ってみてくださいね。
夏場は、汗も出て、しょっぱいものや、酸っぱいものが食べたくなるので、今回の企画がとても参考になりました。
一息 さん
たくさん汗をかいた後に食べる酸っぱい料理は格別ですよね。夏だからこそ沁みる味を楽しみましょう。
いかの梅マリネ、早速作りました。美味しいです。揚げ茄子の香味たれはほとんど同じのを我が家でも良く作っていて、皆様にもお勧めです。とり塩レモン鍋は美味しそうです。早速作りたいと思います。
ybarbar さん
なんとなんと、実食いただいたコメントも寄せていただき、ありがとうございます。
体が欲するものが、なによりも一番のごちそう! この夏も酸っぱいレシピ、たくさん活用くださいね。
気分一新!“酸っぱい香り”にそそるレシピ5選。
料理家のminokamoさんがお届けする人気の連載、季節の自家製。この夏も思い出します、あの真っ赤な色合いを。夏の強い日差しの下でつくったドライトマトです。
ミニトマトを天日干し、またはオーブンで熱しておいしさをぎゅっと閉じ込め、保存容器に入れてオリーブ油をひたひたに注げば完成。そしてふだんのごはんに活用するアレンジレシピを紹介いただきました。
きゅうり、みょうがと合わせて醤油で仕上げる薬味だれは、素麺や冷奴にのせて。さっぱりとしたドライトマトマリネは、焼き茄子や白身魚の刺身にぴったり。
ドライトマトを自分でつくって和風に食べてみるなんて、考えもしなかったのでびっくり!早速ミニトマトを買いに行こうと思います。
リュウコセイ さん
難しくなく作れそうなところが気に入りました。定番になりがちな夏のご飯ですが、これはアレンジが効きそうなので、麺類やお肉やお魚に味変として使ってみたいです。
TokoNatsu さん
そうなんです。パスタなどのイタリアンもいいですが、普段の夏ごはんに活かせるのがいいですよね。味変として使うのもナイスアイデア!
さらにシメのドライトマトのピラフ、残ったオイルはドレッシングに活用、と最後まで味わい尽くすのがminokamoさん流。
季節の物を体に取り入れたいと思います。そして自分で作って安心して食べれる保存食がうれしいですね。
トトロおばさん さん
そんなコメントにも共感。今年も太陽を味方に、夏らしく味わう自家製に励みましょう。
季節の自家製。レアドライトマトのオイル漬けで、夏のふだんごはん。
「茅乃舎ノ道具」では日々の暮らしを豊かに彩り、長く愛用できるものを紹介しています。うどんや丼がおいしく映える器をと、有田焼窯元「深川製磁」と共に形にしたのが、「しのぎ深丼」。その工房を訪ね、ものづくりの現場を前編・後編の2回に分けてお届けしました。
透明感のある白磁の圧倒的な美しさは、どの工程を省いても実現できません。「丼を手で包みこんだ時、ほっとひと息、温かい気持ちになってほしい」との願いが込められた温かみのある造形も魅力。茅乃舎別誂えの瑠璃色は特別に調合していただいた釉薬で、青い輝きと白磁とのコントラストが印象的です。
ものづくりに対するお気持ちが伝わりました。そういうものたちに囲まれて生活できることがとても幸せだと思います。
なおみ さん
物を作る大変さが伝わり、美しい伝統が絶えないように守ってもらいたいと思いました。
べる さん
手にしているものの中に、歴史や作り手の思いがあること。それを大事に思う心、幸せに感じる心をみなさんのコメントから感じられて、愛着が一層深まるばかりです。
深川製磁は紅茶茶碗や湯呑を愛用しています。シンプルですが粋な丼を作っていることを初めて知りました。どのように作製しているかも初めて知りました。使ってみたいなあと思いました。
めぐ さん
深川さんの陶磁器は日常でつかっています。窯元を拝見できてよかったです。おどんぶりはお店でも、拝見出来ますか? 特に、価格に関係なく器類は手に取って見ないとわからない時が有りますので。
大坂の囀り さん
「深川製磁」は製造工程を自社で一貫して手掛ける稀有な窯元です。富士に流水の刻印が目印。みなさんの愛用品の仲間入りができればうれしいです。
「しのぎ深丼」のお取り扱いへのご質問もあったので、改めてご案内させてください。オンラインの販売の他、店頭では西宮ガーデンズ店、ららぽーと福岡店、総本店、東京ミッドタウン店、大丸心斎橋店で取り扱っています(2023年7月現在)。
しのぎ深丼がつくられる、深川製磁の工房を訪ねて 前編
暑い夏は台所に立つのが億劫になる時もありますが、レシピを眺めていると「おいしそう」「作ってみたい」「素敵な器に盛りたい」、そんな食への前向きな気持ちが掻き立てられます。食べたい気持ちがむくむくと。今回ご紹介した記事もそんな“ひと推し”になれたら幸いです。
どうか今後もぜひ、記事の最後にあるアンケートにご協力くださいませ。みなさんのお気持ちに、私たちも精一杯、応えていきたいと思います。
この記事がおもしろいと思ったら、いいねを押してください。
編集部が喜びます!
鶏ハムをメンバーで食べ比べて意見交換をしたのがいい思い出です。今回の記事も、皆さまにお役立て頂けたら幸いです。いつも、沢山のコメントありがとうございます!
坂口
①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭⑮⑯⑰⑱⑲⑳㉑㉒㉓㉔㉕㉖㉗㉘㉙㉚㉛㉜㉝㉞㉟㊱㊲㊳㊴㊵㊶㊷㊸㊹㊺㊻㊼㊽㊾㊿
折々の会とは
日本の食文化ならではの「知恵」を、日々の暮らしで実践していくための、
久原本家のポイント会員様向けサービスです。ご入会は以下よりお進みください。
キーワードをご入力ください
鶏ハムってこんなに簡単にできるんですね。早速作ってみます!
fumi さん