やさしい風が頬をなで、芽吹きに生命力を感じる頃。春の訪れは、毎年のことながら心が躍ります。買い物に出掛けると、菜の花、山菜、たけのこ、新じゃが、新たま、新キャベツ!並び始めた春の食材が手招きしていますよ。
居ても立ってもいられずに昨年の春の記事を読み返し、「そうそう、この料理」「週末は常備菜を仕込もう」「あ!これまだ作っていなかった」と呟きながら、今週の献立の予定を立てました。みなさんからのコメントにも共感し、アイデアをいただきながら振り返ります。うららかな春の記事をもう一度。
春野菜の中でも、一際存在感を放つのは、春キャベツ。幾重にも重なった甘く柔らかな葉は、春ならではのごちそうですよね。そしておいしいことを知っているからこそ、躊躇してしまうジレンマがあります。「一玉はもてあましそう…」。
この記事を読めば、その躊躇から卒業です。一玉丸ごと、浅漬けにしてしまうのですから。そんな大胆な提案をくれたのは、料理家のminokamoさん。ジッパー付きの保存袋を使うレシピなので、一玉が2袋にギュッと収まりました。塩と生姜だけの手軽さで、こんなにコンパクト。漬けて1時間後には、しんなりおいしい浅漬けがいただけますよ。さらに「町中華」をテーマにした焼きそば、スープ、うま煮など浅漬けキャベツでさっと作れる一品をご紹介いただきました。
キャベツを丸々使い切るレシピがよい!
ちなみさん
春きゃべつをたっぷり食べたいなあと思っていたところだったので、とてもよかったです
umeumeさん
みなさんも春キャベツ気分高まりましたか? 「使い切りたい」気持ちに応えられたのなら、なによりです。
そして、こんなアイデアもいただきました。
先日、半玉の春キャベツの浅漬けを買い、3日目に3分の1ほど残ったものを刻んで餃子に加えたらとても美味しくできました。浅漬けから自分で作るのもいいなと感じました
kazumamaさん
なるほど~!餃子の餡にとっても合いそう。「キャベツの浅漬け×中華」にはいろいろな可能性を感じます。身近な食材だからこそ、無駄なくおいしくいただきましょう!
季節の自家製、春キャベツをまるごと使う。
寒い冬を越え、ゆっくりじっくり成長して収穫の時を迎える春の野菜たち。春ものに特別感を覚えるのは、そんな野菜たちの頑張りを感じるからでしょうか。昨年訪れた「ゆむたファーム」で目にしたじゃがいもも、自然の力がみなぎるものでした。
“すべて自然のまま”。それが「ゆむたファーム」髙木さんの考えです。鶏を飼い、卵を産ませ、鶏の糞を畑にまいて野菜を育て、その野菜を鶏に与える。生き物の連鎖で育み合う環境がそこにはありました。
自然の中で育てて頂いた野菜や卵はキラキラしていて栄養満点でしょうね。とても食べたいですね。ありがとうございます
みゆきさん
私も家庭菜園を楽しみに一日中畑にいるのですがジャガイモの収穫はまだのようです。少し掘ってみては、もう少しもう少しと楽しみにしております。記事を読ませて頂いて同じと感じ笑みがわいてきました
キクノさん
自然に添ってシンプルに野菜、鶏を育て、考え方が豊かだと思います。きっと美味しいじゃがいもなので、シンプルな味つけで食べたいです
さくちゃんさん
他にも「農家さんの力が私たちを支えている」「生産者の努力を知って、値段だけではなく、より良いものを選びたい」との声もあり、食の背景を伝えていくコンテンツも大事にしていきたいなと感じました。熱々でいただくポテサラのレシピも紹介しています。ぜひお試しください。
最後に「ゆむたファーム」に関するお問い合わせにお答えします。
「卵を送ってもらえますか?」→とても人気のため直送は現在予約でいっぱいとのこと。
「鶏は何羽飼育されているのでしょうか?」→鶏の飼育は500羽だそうです。
「ゆむたファーム」があるのは福岡県うきは市。自然豊かな食材の宝庫なので、機会があればぜひ足をお運びくださいね。
自然のままに。「ゆむたファーム」のじゃがいもと、春レシピ
みなさんからのコメントがとても多かったこの記事。「野菜だしが好き」という声が続々届きました。うれしさ抑えきれず、まずはコメントから紹介させてください。
毎回レシピでこんな使い方が!と参考になります。野菜出汁は本当に好きです
もっちもちさん
野菜だしは色々使えて我が家には欠かせません。どんなものも美味しくしてくれる魔法のだしだと思います。これからも美味しいレシピ、便利な使い方を教えてください
ほあかさん
野菜だしは、旨みがキュッ味がビシッと決まるので和洋中どのお料理にもか欠かせません。特に小5の息子がお気に入り。即席野菜だしラーメンがマイブームのようです。これからも我が家の食卓を豊かにしてくださいね!
深月さん
そう、「野菜だし」は「茅乃舎だし」に次ぐ人気者なのです。
料理研究家のヤミーさんなら、どう使う? そんな問いに答えてくれたレシピは、ぎゅっと詰まっただしのうまみを生かし、調理を時短化。炒めないノンオイルのミネストローネ、素材をチンして作る春野菜のオイルパスタ、そしてみなさんからの反響も大きかったチーズディップは、「野菜だし」のだしがらを活用したものなんです。
野菜だしをもっとどんどん使いたくなった。出汁取った後も、ディップに使えるってうれしい
ふじこさん
だしがらは、もったいないと思っていましたので、いいアイディアですね。サスティナブルな生活に活かせそうです
豆大福さん
だしがらまでおいしくいただこうとしてくれるヤミーさん、そしてみなさんとこれからも素敵なだしライフを続けていきたいです。使ってみた感想やアイデア、今後もぜひお聞かせくださいね。
料理研究家ヤミーさんの「野菜だし、私ならこう使う」
「この組み合わせ、意外!」と思いきや、記事を読み進めるにつれ「合う、合う!」と思わず頷いてしまいました。2000以上のレシピを把握する料理スタッフがセレクト。だし感溢れるおかずとパンとの相性は、想像以上のものでした。ごはん派も唸るラインナップを一緒に振り返りましょう。
まずは「野菜だし」。こちらはコンソメ風のおだしなので、玉ねぎの焼きスープと豚肉のトマト煮で間違いないおいしさに。バゲットと相性抜群です。続いて、和のだし「椎茸だし」はメンチカツのたねに使ってカツサンド、「茅乃舎だし」はコクを生かしてなんとパテに!アボカドと鶏レバーの2色のパテをパンにたっぷり塗っていただきましょう。
そして最後は「絶対試します」とうれしい声が届いた「海老だし」による海老バター!
まさかの、だしとバターって?パンに?って思ったけど、想像するだけで美味しそう(^^)海老だし買いに行きます!!
ゆみさん
海老ダシの存在を知りませんでした。バターと混ぜるだけの簡単レシピもとても嬉しいです。バケットやクラッカー等、絶対試します。
お気楽ちゃんさん
だしとバターを合わせるだけの担当者イチオシの一品です。他のだしを練り込んで、風味違いで楽しんでも◎
「朝はパン食です」「我が家のパンは自家製です」パンへのこだわりが深い方からも「レパートリーが増えた」とコメントいただき、パンとだしのおいしい関係に納得。お好きなパンを用意して、どうぞお試しください。
意外と合います、パンとだし。
自然の実りで季節を知る喜び、特に芽吹きの春は一層幸せを感じます。春の食材を手に「どうおいしく、無駄なくいただくか」を考える際の参考になれれば幸いです。おいしい春を一緒に満喫しましょう。
どうか今後もぜひ、記事の最後にあるアンケートにご協力くださいませ。みなさんのお気持ちに、私たちも精一杯、応えていきたいと思います。
掲載している商品情報は記事公開時点のものです。
最新の情報は久原本家通販サイトにてご確認ください。
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春野菜を使った料理アイデアが満載で何をつくってみようかと心が躍ります。みなさまからのコメントがいつも励みになっています。ありがとうございます!
坂口
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1個 使い切りに困っていたので、良かったです
sakurako❀さん