夏になると、丸々と立派に育つとうもろこし。
弾けるような実がぎっしりと詰まった旬ものは、とびきり甘くジューシーで、
豊かな風味が口いっぱいに広がります。
この時季だけの味わいに
ぜひ挑戦していただけたらと思います。
おいしく
とうもろこしを
食べるポイント
とうもろこしのおいしい茹で方
実が張った旬のとうもろこしは、沸騰する前に入れると、甘みと食感がほどよく仕上がります。そのまま食べる場合、1ℓに対して大1~2の塩が目安。茹でた後は粗熱がとれるまでそのまま浸しましょう。
燦々と降りそそぐ太陽の光をたっぷり浴びて、
夏の畑では、甘みをぎゅっと閉じ込めた野菜が元気いっぱいに育ちます。
茄子、トマト、おくらなど、枝から実がぶらさがる野菜です。
そのほとんどは、夏バテを防ぐ栄養素をたっぷり含み、
体にこもった熱を冷ましてくれます。
今回は、弾けるような色合いが印象的なトマトのレシピをご紹介します。
ぜひ、お試しください。
おいしくトマトを
食べるポイント
ミニトマトの干し加減
2~3時間経つと、ミニトマトの赤が濃くなり、切り口がすこし乾いてきます。全体的にはフレッシュ感を残したまま。天日干しが難しい場合は、200℃に熱したオーブンやトースターで5~10分加熱しても同じようにできあがります。
トマトをすりおろす
すりおろしたトマトは、蜂蜜を入れて、そのままジュースにしてもいいですね。おろし金ですった方が、トマトの食感が残ります。皮ごと全てすりおろしたいときは、ミキサーがおすすめです。
胡瓜、オクラ、トマト、茄子…。
夏の太陽を浴びてぐんぐんと育った夏野菜たち。
年中出回るものでも特にこの季節のものは水分をたっぷり含み、
うまみが凝縮してとても美味しくなりますね。
茄子は、火を加えることで美味しさがぐんと増すので
香ばしく焼いて、とろりと仕上げます。
見た目から涼しげで食欲が落ちる季節にぴったり。
ぜひ、夏の献立に加えていただけましたら幸いです。
おいしく茄子を
食べるポイント
焼き茄子は丸ごと焼き網にのせて強火で焦げるまで焼くのがおすすめです。焼けたら、できるだけ熱々のうちに皮を剥きましょう。水につけると茄子が水っぽくなり味が落ちるので、熱いままヘタ部分の皮を竹串ですくい取り、花つき(おしり)に向かってひっぱるように皮を剥きます。
夏は実野菜がおいしくなる季節。
太陽の光と豊かな雨に育まれて
色鮮やかな野菜たちがみずみずしく実ります。
今回は初夏から秋口まで楽しめるオクラに注目してみました。
とろみと歯ざわり、青い香りが特徴のオクラは
だしとの相性が良く、栄養も含まれています。
食欲をそそるオクラ料理で夏の食卓を爽やかに彩りましょう。
おいしくオクラを
食べるポイント
オクラを天日干しに
オクラを2~3時間干すと水分が抜けてうまみが凝縮され、甘みや香りも引き立ちます。おいしいひと手間を楽しみましょう。