つくろう!たのしいみそ汁コンテスト結果発表
~家族と一緒に、つくって楽しい、お子さまのアイデアみそ汁~

2023.1.20

「毎日のみそ汁で家族の思い出を」

日本の食卓で親しまれている「みそ汁」をテーマに、つくること、食べることを楽しんでいただきたい思いから、私たち久原本家では小学生以下のお子さまを対象としたみそ汁コンテストを開催しました。
つくって楽しい、おいしいアイデアみそ汁を、お子さまとのエピソードとともに募集し、なんと250作品もお寄せいただきました。
大切な人に食べてほしいみそ汁やこんなみそ汁があったら楽しいだろうな・・そんなわくわくする作品とエピソードをたくさんご応募いただきました。

大賞3作品をご紹介

最終審査は、久原本家 ららぽーと福岡店にて実施しました。
二次審査を通過した全10作品のレシピを実際に調理・試食し、味づくりのプロである料理人や商品開発スタッフも一緒に評価を行いました。
また、おいしさだけではなく、アピールポイントやエピソードなどの観点で、みそ汁一杯に込められた想いに気持ちを馳せながら審査を行い、大賞3作品を決定しました。

大賞

おじいちゃんと飲みたい!みそ汁

佐藤 知海さん(9歳)、迪洋さん(12歳)

アピールポイント

大好きなおじいちゃんが遠くで暮らしています。健康のために、いつもおじいちゃんだけ特別に薄味のみそ汁を1人で飲んでいます。だから、帰省した時に同じ食卓で、一緒においしいみそ汁を食べれないかなと思って、考えました。栄養士さんに聞いたら、香りの物を使ったり、だしが効いていれば、そんなに塩分を使わなくてもいいと教えてもらいました。だしは、おじいちゃんと一緒に行った潮干狩りの思い出を大切にしたくて、あさりに決めました。育てているとうもろこしも加えたら、食感も楽しいし、甘みも加わってすごくおいしくなりました。ハーブバターを溶かしながら食べると味も変化して、どのくらい入れたらおいしいか話し合って食卓も明るくなります。あさりやとうもろこしの蒸し汁はおいしいし栄養もあるので、捨てずに利用し、SDGsも意識したみそ汁にしました。

レシピ レシピ

[材料](2人前)

あさり

30個くらい

大2

豆乳(とうもろこしの蒸し汁またはコーン缶汁、アサリの蒸し汁をふくめて)

300ml

みそ

大1

とうもろこし(またはコーン缶)

大2

飾り用シソ(ミョウガやネギでもいい)

適量

ハーブバター

バター

大2

シソ

2枚

お好みでニンニク

1片

[つくり方]

  1. シソとニンニクをみじん切りにし、バターと混ぜておく。
  2. とうもろこしは蒸して実を取っておく。(蒸し汁は取っておく)
  3. おなべに酒とあさりを入れ、蒸し煮にする。
  4. あさりの口が開いたらあさりは別に取っておく。
  5. ③のおなべに豆乳と②の蒸し汁を足し、ふっとう前に火を弱め、みそを溶かす。
  6. ④のあさりを加え、温める。
  7. 火を止めたら、器に盛りつけ、②のとうもろこしとシソを飾る。
  8. ハーブバターをお好みで溶かしながら食べる。

お子さまの感想・ご家族からのお声 お子さまの感想・ご家族からのお声

感想

あさりととうもろこしに決定しましたが、いろいろな食材の組み合わせを試して、きっと100杯は作ったと思います。最高傑作ができて満足です。おじいちゃんに飲んでもらったら、さらに改良していきたいと思っています。
おいしいみそ汁を食べてほしくて、畑を借りて自分たちで野菜を育てました。とうもろこしは育ってもカラスやテンに食べられてしまったり、カビが生えてしまいました。それでも、できたとうもろこしは、生でかじっても食べられるくらい甘くておいしかったです!とうもろこしもシソもニンニクも無農薬で、安心安全です。今回、栄養士さんに話を聞いたり、野菜を育てたりして、料理のこと以外にも色々なことが勉強できました。

保護者の方のご感想

沢山のみそ汁を作り、改善を重ね、料理への関心や技術がますます上がりました。「大好きな人に食べて貰いたい」という気持ちから、様々な事が学べたと感じます。
ツアー当日は、収穫や調理で貴重な体験をさせて頂き、日本の伝統やお心遣いも学ばせて頂きました。子どもにとっても保護者にとっても、一生で一番の素敵な思い出になりました。心を込めて調理をする大切さ、時間をかけて食材を畑で育てる重要さ、元々その食材も大切な命であり皮も骨も無駄にしてはならない事などを、再確認できました。時短ばかりが重視され外食や惣菜にあふれる現代ですが、「食材=尊い命」「手間ひまかけて作る大切さ」を世界中の人に伝えなければと改めて思いました。

レインボーみそ汁 ~徳島から世界へ虹の橋を架けたい~

K.Tさん(7歳)

アピールポイント

  1. おじいちゃん・おばあちゃんが作った徳島の野菜を使用。大好きなじーじ、ばーばの愛情たっぷりの野菜を使いたかった。
  2. 徳島名産の野菜(カリフラワー・さつま芋・れんこん)を使用。徳島の野菜を全国・世界の人々に知ってもらいたかった。
  3. 虹色菜を使用。虹色菜を使って、虹の橋をイメージしたかった。
  4. 甘みを出したい。じーじ・ばーばは甘いみそ汁が好きなため、さつま芋を入れて甘みを出した。また、玉ねぎを入れることでさらに甘みが増すと思い、入れた。
  5. 虹色菜の色がみそ汁に出てしまうことが大変であった。虹色菜の色をきれいなまま残したかったので何回も挑戦し、炒めてから最後にのせることとした。

レシピ レシピ

[材料](6人前)

カリフラワー

1/4株

さつま芋

1本

レンコン

20g

玉ねぎ

1/2個

虹色菜

20g

昆布

2枚

煮干し

15尾

白みそ

大2

赤みそ

大4

1000ml

しょう油

少々

砂糖

少々

みりん

少々

少々

[つくり方]

  1. 昆布と煮干しでだしをとる。
  2. カリフラワー・さつま芋を一口大に切る。レンコン・玉ねぎをうす切りにする。虹色菜を3cm程度に切る。
  3. カリフラワーをゆでる。レンコンをきんぴらにする。虹色菜を炒める。
  4. ①にさつま芋・玉ねぎを入れ、やわらかくなるまで火を通す。 
  5. ④に白みそ・赤みそをとき、器に盛りつける。
  6. ⑤にカリフラワー・レンコン・虹色菜をのせる。
  7. 完成

お子さまの感想・ご家族からのお声 お子さまの感想・ご家族からのお声

感想

はじめは具材を全て一緒に入れてしまったため、みそ汁に虹色菜の色が出てしまったり、みそを直接といてしまったりと失敗の連続であった。しかし、お母さんに教えてもらいながら、少しずつきれいでおいしいみそ汁が作れて、うれしかった。おじいちゃんもおばあちゃんもおいしいと喜んでくれ、「K.Tのおかげで徳島の野菜がもっと有名になるかもね。」と言ってくれてとてもうれしかった。次回は、久原本家のだしを使って、みそ汁作りに挑戦してみたいです。

保護者の方のご感想

久原本家体験ツアーにお招き頂き,ありがとうございました。
家族みんなで考えたみそ汁を評価して頂き,大変嬉しく思っています。
ツアー中も社員の方々がいろいろなイベントを考えてくださり,たくさんの笑顔を見ることができました。
帰ってきた後もじーじ・ばーばに今回の話しを楽しそうにしていました。
子どもたちの想い出として心に刻まれたと思います。
また来年以降もこのような素晴らしいイベントを開いてくださると嬉しく思います。

パリパリやさいチップスのトマトみそしる

辻 陽希さん(6歳)

アピールポイント

ママに岡山の美味しい食材を教えてもらってその中から牛肉とトマトを使おうと決めました。豆腐が好きなので豆腐も入れました。だしは鰹節が合うと思いました。野菜チップスが好きなので、おみそ汁にのせました。

レシピ レシピ

[材料](4人前)

鰹節のだし汁

800ml

トマト

大2個

こめ油

大1

牛薄切り肉

100g

玉ねぎ

中1個

しめじ

70g

絹豆腐

300g

合わせみそ

大2

こめ油

適量

れんこん

100g

さつま芋

100g

ごぼう

70g

[つくり方]

  1. 鍋にだし汁とへたを取り、湯むきしたトマトを入れてトマトが柔らかくなるまで中火で煮込みます。
  2. れんこん、さつま芋は1~2mm程度の輪切り、ごぼうは1~2mm程度の短冊切りにして油でカリッとするまで揚げます。
  3. 牛薄切り肉は5cm幅に切ります。玉ねぎは1cm程度の角切りにします。しめじは石づきを切ってほぐします。豆腐は2cm程度の角切りにします。
  4. フライパンに油をひき、牛薄切り肉、玉ねぎ、しめじを入れて炒めます。牛肉に火が通り、玉ねぎが透明になってきたら、炒めた材料と豆腐を①の鍋に入れて、玉ねぎが柔らかくなるまで中火で煮込みます。
  5. ④にみそを加えてひと煮たちさせたら、お椀によそい、野菜チップスをのせます。

お子さまの感想・ご家族からのお声 お子さまの感想・ご家族からのお声

感想

おみそ汁を考えるのも作るのも楽しかった。汁も美味しかったし、きのこと牛肉も美味しかった。さつま芋チップスも美味しかった。ママとパパも美味しいと言って食べてくれて嬉しかった。はなちゃん(妹)も野菜チップスを気に入って、れんこんとさつま芋をたくさん食べていた。

保護者の方のご感想

たまたまインターネットで見かけたコンテストでしたが、
応募方法の説明やヒントシートがとても分かりやすく、
息子も楽しめるのではないかと思い応募させて頂きました。

大賞を頂いたとご連絡を頂いた時は大変驚きましたが、
久原本家グループの皆さまが大変優しく、
事前に頂いたツアーのしおりもとても素敵で
家族皆で当日を心待ちにしておりました。

賞状もオリジナルの文章で、
ホテルに戻るとサプライズでツアー中のお写真や
レシピに対するコメントが書かれている
アルバムが置かれおり、とても感激致しました。
今でも毎日のように兄妹並んで眺めています。

この度は大変素敵な体験と思い出をありがとうございました。
感謝しております。

大賞特典
久原本家 食を楽しむ体験ツアーレポート

みそ汁コンテストの大賞に輝いたお子さまとそのご家族を、久原本家創業の地である福岡県久山町へご招待しました。

お出迎え

ようこそ、福岡県へ!
久原本家スタッフと合流!
お会いできる事をとても楽しみにしていました!

芋ほり体験


久原本家グループの農園
「美田」でのお野菜収穫体験
大きなさつま芋がたくさん獲れました!

久原本家総本店 見学



お買い物&おやつタイム
はじめて食べる醤油ソフトクリーム、甘じょっぱくておいしい!

「御料理茅乃舎」料理長 尾﨑による
子ども料理教室


御料理茅乃舎にて、基本のおだしのひき方やだし巻き玉子の上手な巻き方、さつま芋の南蛮漬け、特別スイーツの作り方を学べる、料理教室を開催しました!

だし巻き玉子づくりはお子さまにもその場で挑戦していただきました。
みんなとても上手に巻く事ができました!

みそ汁コンテスト表彰式


久原本家代表取締役 河邉哲司より、大賞の表彰状と記念品を授与いたしました。

「御料理茅乃舎」でのお食事会

ツアーの最後は、
ご家族でコース料理を
お楽しみいただきました。

久原本家の想い

「つくろう!たのしいみそ汁コンテスト」は、次世代を担う子どもたちへ日本の食文化をつないでいきたい、食を通じて家族の絆を深めていただきたいという想いから、開催しました。

みそ汁の枠にとらわれないアイディアに富んだ作品や、大切なご家族のためにつくった心温まる作品など1つ1つの作品を、目を通し厳正に審査させていただきました。

お子さまの豊かな発想から和食の新しい可能性を見出すとともに、お子さまの優しい思いやりの気持ち、一生懸命に挑戦する姿に心動かされました。

コンテスト開催にあたり、ご参加いただきましたお子さまやご家族様、また開催にご協力いただきましたみなさまに感謝申し上げます。

私たち久原本家は、小さな醤油蔵から始まり、調味料・食品をつくり続けて130周年を迎えます。「だし」や「発酵食品」を通し、これからも日本の食文化を未来へつなぎたいとの想いを持ち続けています。

食卓は家族の絆をはぐくむ大切な場所です。今後も「食」を通じて、料理を作ることや食べることの楽しさを子どもたちに伝えていきたいと想っています。

掲載している商品情報は記事公開時点のものです。
最新の情報は久原本家通販サイトにてご確認ください。

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折々の会とは

日本の食文化ならではの「知恵」を、日々の暮らしで実践していくための、
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