まだまだ、寒い日がありますね。暖房を効かせても、重ね着しても、手足先が冷たいことも。
そんなときは「唐辛子の力に頼るとよい」。そう教えてくれたのが、今年93歳でも元気な長野路代おばあちゃんです。
「むかしは田植えで水にずっと浸かっていると、足腰が冷えていたの。それでごはんを炊くときに、唐辛子を1、2本入れてね。それをおにぎりにしてお昼に食べていたのよ」
なんと唐辛子の効果で、食べた後に体の芯からポカポカあたたまるんだとか。唐辛子の力、あなどれませんね。
そこで今回は公式ウェブサイトに掲載された3000以上のストックの中から「唐辛子」と、「生姜」を使って、体をあたためてくれるレシピを選びました。編集部みんなで「これはおすすめしたい!」ものを選んでいます。
爽やかな酸味に、ピリッとした辛さがじわりと溶け込んだ酸辣湯。唐辛子の代表的な辛味成分であるカプサイシンは、体をあたためる効果や血行を良くする効果があると言われています。
とろみをつけているので、飲んでいるときにも、そして食べた後にもじんわりと体をあたためてくれるんです。
そして、このスープに深みを与えているのが、野菜だし。野菜のうまみが酸味と辛さを包み、まろやかに仕上げているので、バランスの取れた味わいに仕上がっています。外から帰ってきて、冷えた体をあたためたいタイミングに食べたい一品です。
まろやか酸辣湯のつくり方
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まろやか酸辣湯のつくり方
[材料](2人分)
豚もも薄切り肉
3枚(75g)
豆腐
1/6丁
キャベツ
2枚
ゆで筍
50g
溶き卵
1個分
野菜だし(袋を破って)
2袋
A
水
500ml
唐辛子
1本
醤油
小1
酢
大1
砂糖
ひとつまみ
B
片栗粉
小1
水
小2
ごま油
小1
辣油
適量
[つくり方]
野菜だし(8g×24袋入)
通常価格 2,268 円(税込)
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豆腐の代わりに大根。このレシピ、思わず“なるほど!”と声が出てしまいました。豆腐でなくても麻婆が作れるのは、意外で面白いアイディアです。
唐辛子と生姜の辛味、そしてだしのうまみを大根がしっかり吸って、食べるごとにあたたかさがじんわりと広がります。
しかも、この麻婆大根はご飯にもよく合うので、「麻婆大根丼」としてご飯と一緒に食べてもおいしいです。
炒めるだけの手軽さで、忙しい日でもササッと作れるのも良いところ。冬場はよく使うけどちょっとあまりがちな大根の活用法にもなりそうです。
麻婆大根のつくり方
詳しいレシピはこちらを押す
麻婆大根のつくり方
[材料](2人分)
豚ひき肉
100g
大根
1/3本(400g)
A
長ねぎ
10cm
生姜
1片
鷹の爪
1本
サラダ油
大2
水溶き片栗粉
小2
辣油
適量
[つくり方]
茅乃舎だし(だしパック30袋入)
通常価格 2,268 円(税込)
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芯から寒い日にぴったり、あたためる「生姜みぞれ鍋」です。
みじん切りの生姜におろし大根という、まさに冬の風邪をぜんぶ吹き飛ばしてくれそうな最強の組み合わせのスープで、豚肉をいただきましょう。
生姜の辛みであるジンゲロールは、血行促進や発汗作用で、体をあたためてくれます。とくに良いのは、細かく刻むかすりおろすこと。なのでみじん切りのこの鍋は生姜の良いところを余すことなくいただけるというわけです。
ぜひ試してほしいのが締めの雑炊!鍋の残りスープにご飯を加えるだけで、生姜の辛みとだしのうまみがご飯にしっかり染み込んだ、ほっとする一皿に。卵を加えればさらにふわっとまろやかに。
お酒のお供にするなら、あたたかい日本酒や、梅酒もよさそうですね。
豚肉とレタスの生姜みぞれ鍋のつくり方
詳しいレシピはこちらを押す
豚肉とレタスの生姜みぞれ鍋のつくり方
茅乃舎だし(だしパック30袋入)
通常価格 2,268 円(税込)
商品を見る生七味(60g入)
通常価格 1,155 円(税込)
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生姜とクリーム、意外な組み合わせですが、これがふしぎなほど合うんです。
クリームのまろやかさやコクを、生姜がピリッと引き締めてくれます。
シャキッとした食感のレタスはもちろん美味しいですが、冬場にはチンゲンサイやほうれん草、小松菜にアレンジするのもおすすめ。
そしてこのおかず、これまた意外かもしれませんがご飯にも良く合うんですよね。鶏だしでうまみがあるので、ちょっと和風とも中華寄りとも言える味わいです。
寒い日にはこのクリーム煮で、ぜひほっと一息ついてください。おうちごはんがもっと楽しみになるような、そんなあたたかい一皿です。
レタスとホタテのクリーム煮のつくり方
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レタスとホタテのクリーム煮のつくり方
[材料](2人分)
[つくり方]
鶏だし(8g×18袋入)
通常価格 2,268 円(税込)
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最後に紹介するのは、「さつま芋」と「生姜」の黄金コンビ。この組み合わせを聞いただけで、グッとくる人も多いはず。なんとなく「おばあちゃんちの味」を思わせるような組み合わせですね。
さつま芋の自然な甘みと生姜のピリッとした刺激が絶妙なバランスで、甘さと辛さの繰り返しで、いくらでも食べられます。
作り方は本当にシンプル。さつま芋をしっかり火を通してホクホクに、生姜を効かせて香りを引き立たせます。生姜の効いた甘さは、「これが家庭の味ってやつだなぁ」なんて言葉が溢れそう。誰かと一緒に、こたつで食べたくなる味わいです。
さつま芋の生姜煮のつくり方
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さつま芋の生姜煮のつくり方
[材料](2人分)
[つくり方]
【通販・ネット限定】茅乃舎 黄金比のだし (8g×20袋)
通常価格 2,268 円(税込)
商品を見る体が寒いとちょっと心細くなったり、気分もちょっと沈んでしまうことも。唐辛子と生姜、どちらも昔からある食の知恵。ただ体をあたためてくれるだけじゃなく、どこか体にやさしい実感があるから、不思議と心までほっとするのかもしれません。
あたたかいレシピで、自分をねぎらう時間を大切にしてください。
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唐辛子と生姜を取り入れて、寒い日を元気に楽しく乗り切りたいですね。
編集部