ごくりと飲むとじんわり温まり、体じゅうにしみ渡る豊かな香り。
塩分を控えめにしても、華美な食材に頼らなくても
心もお腹も満たされる食事になるのは、だしが持つ不思議な力です。
だしで叶えるいたわりごはん、ご紹介します。
冬の根菜とだし。じっくり育ったれんこん、ごぼう、かぶは独特の風味や濃い甘みで、おだしで炊けば一層深みのある味わいに。旬のおいしさで体よろこぶ一品です。
滋養食材のれんこんや、生姜・にんにく・長ねぎを取り入れましょう。れんこんをすりおろしたみぞれ汁で体の芯から、ぽかぽか。スープとしても、ごはんのおかずとしても。
[材料](2~3人分)
[つくり方]
スープでいたわるだしカレー。だしの風味を豊かに生かす、カレー味のスープを考えました。ごぼうに加えて南瓜もゴロリと。根菜のおいしさが染み出たサラッとスパイシーなスープで、食べ応えもあります。
[材料](2人分)
鶏手羽元
6本
玉ねぎ
1個
ごぼう
100g
南瓜
100g
A
にんにく(チューブ)
2cm
生姜(チューブ)
2cm
カレー粉
大1・1/2
醤油
大1
サラダ油
大1
[つくり方]
とろっと、旬のかぶ。濃厚な甘みがあり、だしのうまみを吸ったやわらかな口溶けがたまりません。あんにすることで熱が長持ち。体の中から温まります。
[材料](2~3人分)
[つくり方]
煮物もたっぷりのおだしでつくれば、やさしさに包まれる幸せな食卓に。味わいも具材も食感もさまざま。おだしに浸った3種の煮物をご紹介します。今日はどの献立で温まりましょうか。
とろんと胃にやさしい、豆腐が主役の一品です。お肉や魚がなくても、ちゃんと満足。だしが香るとろみのある汁で、たらこに火を通します。
[材料](2~3人分)
[つくり方]
冬の葉物の代表格である白菜と海老を豆乳でまろやかに仕上げます。だしと豆乳で、中華風の煮物もやさしくコク深く。クリーミーな煮汁をたっぷり絡めてどうぞ。
[材料](2人分)
白菜
250g
海老
6尾
A
長ねぎ(みじん切り)
1/2本
生姜(みじん切り)
1片
サラダ油
大1
豆乳
150ml
水溶き片栗粉
(片栗粉大1+水大2)
[つくり方]
口の中にじゅわっとあふれ出すだし。この一口に頬が思わずほころびます。あっさりやさしい味つけで、さっと火を通すかんたん煮物。和がらしのアクセントを添えても。
[材料](2~3人分)
[つくり方]
最上級の癒しはなんといっても、ふんわりふわっとやわらかな卵との組み合わせ。やさしいだしの香りをまとった滋味深い味わいをお楽しみください。
蒸して、ふんわり。和風とはひと味違った、ごま油の風味がきいた茶碗蒸しです。ふんわりさせるために、卵をゆっくりとかき混ぜながら膨らませます。
[材料](2人分)
[つくり方]
やさしさ最上級の一杯。とろみをつけた後に、溶き卵を入れることでふわっとした仕上がりに。おろし生姜をたっぷり添えてすすれば、風味ある温かな味わいに包まれます。
[材料](2~3人分)
[つくり方]
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寒さに疲れた日の食卓に一品取り入れたいですね。常備食材の卵でつくる「韓国風茶碗蒸し」は手軽につくれそうです。
編集部