春はよろこびです。
春の素材をいただくことは、よろこびをいただくこと。
ちぢこまりがちだった体も心も軽やかに解き放たれ、うーんと、ひとつ伸びをしたら。春の野菜を買いに行きましょうよ。
売り場には、明るいグリーンをした春キャベツにアスパラガス、“新”のつく新じゃが芋に新玉ねぎ……それらが手ぐすね引いて、あなたを待っていますから。
夜ごはんのおかずにするだけでなく、お弁当に、お昼ごはんに。どれにも使いましょう。
あなたのもとによろこびが、まいにち訪れますように。
と、いうことで今回は春の野菜の料理アイデア。
2000以上ある茅乃舎の公式ウェブサイト掲載レシピの中から、これぞ!といういちおし春野菜レシピを5品よりぬいて、編集部が作ってみました。
まずはかんたん、お手軽な玉子焼きから。アスパラガス、じゃが芋、玉ねぎを刻んで巻くだけで、食感が弾むリズムを刻み、たちまちルン、と季節を感じるひと品になりました。
そして、だし。定番の茅乃舎だしでも美味しく仕上がりますが、私たちのおすすめなのは椎茸だしなのです。玉子の風味を、より豊かにしてくれます。
さらに「野菜をもっとたっぷり食べたい!」ということなら野菜を増やし、具だくさんオムレツにするのもひとつのアイデア。
堅苦しいルールはありません。どうぞどうぞ、お好きなように。
新じゃがとアスパラの玉子焼き
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新じゃがとアスパラの玉子焼き
[材料](2人分)
[つくり方]
椎茸だし(6g×20袋入)
通常価格 2,268 円(税込)
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新じゃが芋は、こちらにも活用。
まだ残っている新じゃが芋は、たらこスパゲッティに加えてみましょう。
このレシピのグッドポイントは、フライパンがいらないこと。パスタが茹で上がる1分前に千切りにした新じゃがを入れ、いっしょにザルにあげるのです。
もともと相性抜群の明太子とじゃが芋ですが、さらにバターと生クリーム、野菜だしのうまみをプラス。こっくりとしたコクを感じるだけでなく、シャキシャキ感もプラスされ、ひとくち食べるたびに、ワクワクと楽しい気分になります。
単純でしょうか?いいえ、春ですもの。
新じゃがのたらこスパゲティ
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新じゃがのたらこスパゲティ
[材料](2人分)
[つくり方]
野菜だし(8g×24袋入)
通常価格 2,268 円(税込)
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捨てるしかなかった「あの部分」が、救済できます。
春キャベツって、スーパーに並ぶ姿からして愛らしいですよね。
キュッとしまった冬の間に見かけるキャベツとは明らかに違う、ふわりとお花のようなルックス、鮮やかなグリーン。葉っぱはやわらかく、炒めものや煮ものだけでなく、蒸しても、生でも美味しい!
あれこれと使い道はありそうですが、ここでご紹介するのは、春キャベツの「芯」の部分。
これを捨てずに、天ぷらにするのはいかがでしょう。
だしと衣をまぶして、油で数分揚げるだけ。ほくほくっとした食感と、濃い甘みとうまみがあいまって、天にも上るおいしさ。
正直な話、材料費はほとんどかかっていません。なのに、こんなにも素敵なごちそうに大変身するなんて。
もてなす相手には、内緒ですよ。
キャベツの芯のだし天ぷら
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キャベツの芯のだし天ぷら
[材料](2人分)
[つくり方]
茅乃舎だし(だしパック30袋入)
通常価格 2,268 円(税込)
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添えもの、と思っていませんか?
いろどりに使うことが多いパセリですが、ここでは主役を張っていただきますよ。
たっぷりみじん切りにしたパセリを、じゃが芋のすりおろし、小麦粉、そして煮干しだしに混ぜ合わせ、生地を作ります。
フライパンに少しずつ流し込み、両面をしっかり焼いたら、できあがり。
食べてびっくり!なのは、パセリの苦みはほとんど感じさせないこと。その代わり、春のハーブ特有のふわっとした青い香りが鼻をくすぐり、食欲を増進させます。
さらに“欲張りバージョン”としてキムチを混ぜたのですが、なかなかよい相性。
これは、当たり!でした。
パセリのチヂミ
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パセリのチヂミ
[材料](2人分)
[つくり方]
煮干しだし(8g×30袋入)
通常価格 2,268 円(税込)
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一番好きなレシピでした。
最後は、筍を使ったつくねです。このレシピはつくづく出色だと思いました。
まず鶏ひき肉、茹で筍、卵、茅乃舎だし、片栗粉、生姜(チューブ)、柚子胡椒と、すべての材料をそっくりボウルに入れてしまいます。
あとはこねて小判形にし、両面をしっかり焼くだけ。
ふわふわっとした中に、粗みじん切りした筍の“ほりほりっ”とした食べ心地があいまって、口の中でダンスをしているよう。
ごはんのおかずはもちろん、お酒のおつまみにもぴったりで、大人はみんな好きな味。
春の行楽のお弁当にも、大活躍してくれそうです。
筍の柚子胡椒つくね
詳しいレシピはこちらを押す
筍の柚子胡椒つくね
[材料](2人分)
ごま油
大1
[つくり方]
茅乃舎だし(だしパック30袋入)
通常価格 2,268 円(税込)
商品を見る青柚子胡椒(60g入)
通常価格 918 円(税込)
商品を見る春野菜を美味しく食べるのは、もちろん素材をそのまま使うこと。
ただ今回は生地に混ぜ込んだり、衣をまとわせて揚げたりと、ちょっと変わり種の、工夫を凝らした使いかたを紹介しています。
みずみずしくて柔らかいので、どんな食材にも馴染み、かつ存在感はある。そんな主役にも脇役にもなれる、懐の深さも感じました。
ずっと食べても飽きない、バイプレーヤーのような存在なのでした。
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食べるだけで気分が軽やかになるのって春野菜の魅力ですよね。いろんな料理に使っていきたいです。
編集部