食がすすむ、夏のだし料理

燦々と降り注ぐ太陽の光を浴びて、野菜がみずみずしく育つ季節です。暑さに疲れたからだには、夏の恵みが何よりのごちそう。さっぱりもほっとする味も、だし料理ならやさしく沁みる味わいに仕上がります。

だしでやさしさ添えた夏ごはん。最後はちょっと気分の上がる、あのアジア料理をご紹介します。

きゅうりや大葉でさっぱり、夏いなり


家族や友人が集まる日には、食卓の真ん中にみんな大好き“おいなりさん”を。暑い日でもおいしく味わっていただけるよう、きゅうりや大葉でさっぱりとした夏ごはんに仕上げました。

油揚げはていねいに下茹でをして油を抜き、「茅乃舎だし」で煮るのはわずか5分。火を止めてゆっくりうまみを含ませることで、ジュワッとだしが溢れ出すふっくらとしたお揚げになるのです。きゅうりのみずみずしさと大葉のさわやかな芳香が夏らしく、もう一個、もう一個と手が伸びます。

口いっぱい頬張れば、まさに口福。夏にうれしい幸せごはんをどうぞ。

「茅乃舎だし」夏いなり

【材料(20個分)】

2合

寿司酢

大4

油揚げ(7㎝角)

10枚

A

400ml

B

砂糖

大6

醤油

大3

みりん

大1

C

きゅうり

1本

ちりめんじゃこ

10g

煎り白ごま

大2

大葉(千切り)

3枚

【つくり方】
[酢飯をつくる]
① きゅうりは薄切りにして塩もみ(分量外)し、10分おいて水気を絞る。
② やや少なめの水で米を炊き、寿司酢を素早く混ぜ込む。うちわで粗熱を取り、[C]を混ぜ合わせる。
[お揚げをつくる]
③ 油揚げは半分に切り、熱湯で5分茹でる。ザルにとり木ベラを使ってよく絞る。
④ 鍋に[A]を入れて火にかけ、沸騰後中火で2~3分煮出し、[B]、③を入れ中火で5分煮る。火を止めて味を含ませる。
⑤ 煮汁を軽く切り、20等分にした②を詰める。

ぎゅっと甘み濃縮、ミニトマトのソース


小さな実にぎゅっとおいしさを蓄えたミニトマトで、万能ソースをつくりましょう。ミニトマトなので切る手間もなく、種も皮もそのまま「野菜だし」と一緒に蒸し煮にして、甘みとコクを引き出します。にんにくとバジルで香味を足すだけなので、シンプルにトマト本来の味が感じられる濃厚ソースに仕上がりますよ。

肉や魚のソテー、パスタのソースに、パンに塗っても。丸ごとトマトのおいしさが詰まったソース、あれこれ使い道を考えるのも楽しい時間です。

「野菜だし」ミニトマトのソース

【材料(2~3人分)】

ミニトマト

400g

野菜だし(袋を破って)

1袋

バジル

2枚

A

オリーブ油

大3

にんにく(潰す)

1片

【つくり方】

  1. [A]を鍋に入れて弱火で炒める。にんにくに香りが出たらミニトマトを加え、蓋をして7~8分蒸し煮にする。
  2. 野菜だしを加え、ミニトマトをヘラで潰しながら、とろみがつくまで煮詰める。細切りにしたバジルを加える。

温かな夏野菜にからだ喜ぶ、あんかけ湯豆腐


エアコンや冷たい飲み物で冷えてしまったからだを、やさしく温めてあげたい。そんな時には夏でも食べやすい湯豆腐を。豆腐は電子レンジで温めるので、暑い日も手軽にさっと調理できます。そして餡に加えるのは、旬のオクラ。鮮やかな緑色が新鮮な証拠です。火を通し過ぎずに、独特の歯ごたえを残しましょう。

やさしく上品な「黄金比のだし」なら、だしの風味が生きたあっさりとした和惣菜がつくれます。オクラと餡のとろとろがお腹の中でじんわり~。ほっとする夏の滋養食です。

「黄金比のだし」あんかけ湯豆腐

【材料(2人分)】

絹ごし豆腐

200g

豚ひき肉

100g

玉ねぎ

1/2個

オクラ

4本

A

黄金比のだし(袋を破って)

1袋

250ml

醤油

大1

みりん

大1

砂糖

小1

少々

ごま油

小2

水溶き片栗粉

(片栗粉大1+水大2)

粉山椒

適量

【つくり方】

  1. 豆腐は2㎝角に切り、玉ねぎはみじん切りにする。オクラは塩(分量外)でもんで洗い流し、一口大に切る。
  2. 豆腐を耐熱皿に入れてラップをかけ600Wの電子レンジで4~5分加熱し、ザルにとり水気を切る。
  3. フライパンに油を熱し、玉ねぎ、豚ひき肉を炒め、[A]を加えて強火にする。煮立ったらオクラを加えて約2分煮込み、水溶き片栗粉でとろみをつける。
  4. ②に③をかけ、粉山椒をふる。

だし×米粉の生地でアジア屋台気分、バインセオ


最後にご紹介するのは「煮干しだし」でつくるアジア料理。ベトナム風お好み焼き、バインセオはいかがでしょうか。

生地にも具にもだしを入れて、魚のうまみを効かせます。米粉の生地は大きめのフライパンで薄く焼くのがポイント。ココナッツミルクのマイルドなコクに香ばしさが加わって、風味豊かな仕上がりに。たっぷり具材でボリュームも満点です。

パクチー、大葉、ミントなど香味野菜をたっぷり用意して、酢醤油でさっぱりといただくのがおすすめ。緑溢れる爽やかなワンプレート夏ごはんが完成です。

「煮干しだし」バインセオ

【材料(2人分)】

豚肉

150g

もやし

1袋

小海老

8尾

A

煮干しだし(袋を破って)

1/2袋

醤油

小1

にんにく(チューブ)

1cm

B

米粉(薄力粉でも可)

50g

ココナッツミルク

50ml

80ml

1個

煮干しだし(袋を破って)

1/2袋

サラダ油

小2

パクチー・ミント・大葉・ 酢醤油

各適量

【つくり方】
① 豚肉は一口大に切って塩(分量外)を少々ふっておく。
[生地をつくる]
② フライパンに油を熱し、よく混ぜ合わせた[B]を半量流し入れ、クレープ状になるよう両面を薄く焼く。同様にもう一枚も焼く。
[具材をつくる]
③ 同じフライパンに油(分量外)を熱し、豚肉、もやし、小海老を炒め、火が通ったら[A]を加える。
④ ②で③を包み、香味野菜を添え、酢醤油をかける。

茅乃舎だしのご購入はこちら
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