暑さも和らぎ、心地よく過ごせる季節がやってきます。久しぶりに少し長めに台所に立って、ていねいに特別感のある何かをこしらえたい。食欲の秋、実りの秋、おいしいものへの探求心に火がつきます。料理家・近藤直子さんのレシピで初心者でも気負わずつくれるおはぎをつくってみましょう。
お米を愛する近藤さんは、お米を使った甘味も大好物。おはぎはみんなが集まる時、おもたせにしたい時など、四季折々にこしらえています。大きさも甘さの加減も自分好みに変えられるのが、手づくりおはぎの楽しみのひとつ。もち米の炊き方を覚えておくと、赤飯やおこわがつくれるようになるのもうれしいですね。
〝もち米は最初にしっかり水を含ませる〞ことで、誰もが上手に蒸し上げられます。初心者でも気軽にこしらえることができるよう、工夫されたつくり方です。今回は茅乃舎の柚子茶をもち米に混ぜ込み、爽やかな酸味を加えました。
[材料](約10個分)
小豆
300g
砂糖
150〜200g(お好みで)
もち米
2合
水
200ml
柚子茶
大2
[つくり方]
【もち米を蒸す】
【おはぎをこしらえる】
茅乃舎の料理教室や「だしさえあれば」がテーマの献立づくりに携わる近藤さん。熊本県・黒川温泉の旅館や地域おこしのメニュー開発にも加わり、地域のおいしいものを掘り起こしています。
つやぴか幸せ、だしがらふりかけをお供に。
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近藤さんのおはぎづくりを見たら材料や工程が少なく、「私にもできそう!」という気持ちになりました。柚子茶をごはんに混ぜるアイディアで、品のいいお味になりました。
袈裟丸