もうすぐ夏本番ですね。毎年、バテて食欲が落ちてしまう、暑くて料理するのが億劫…。分かります、その気持ち。でも暑い日ならではの一品を思い浮かべれば、夏の到来がちょっとうれしくなりませんか?
さあ、梅雨を乗り越えたら、太陽燦々眩しい日々の始まりです。ストックしておくと便利なアイテムやここぞという日のご馳走など、推しの季節限定アイテムをご紹介。おいしい夏支度はじめましょう。
ひんやり涼やかに味わうメニューといえば、やっぱり冷たい麺料理。毎年、箱買いするほど素麺が好きなのですが、そのきっかけとなったのが素麺発祥の地と言われている奈良県の三輪素麺です。現地で食べた際に艶やかでハリのあるコシの虜となり、素麺の価値観がすっかり変わりました。
実は茅乃舎でも、夏限定で老舗『三輪山本』様に特別に誂えていただいた「寒づくり 手延べ素麺」をご用意しています。創業300年の伝統的な手延べ製法による麺は、細くてしなやか。茅乃舎「素麺つゆ」に合うよう国産小麦を厳選して作られているんですよ。つゆに浸して味わえば、だしの芳醇な香りと小麦のうまみが広がり、喉越しに涼を感じます。あ~、素麺って本当においしいなぁ。
最近のお気に入りは、甘酢につけたみょうがを刻んでたっぷり入れること。ほんのり酸味がいい塩梅。つゆで味わうシンプルな王道素麺だからこそ、薬味の存在は絶大です。色々な味わいに寄り添ってくれる、真っ白で無垢な素麺。この夏もお世話になります!
素麺つゆ・寒づくり 手延べ素麺
https://www.kubara.jp/kayanoya/kanbutsu-men-curry/men/159200/
シンプルな素麺を十分味わったら、味変といきましょう。具材が加われば、なお一層ご馳走感が増します。「具材入り 冷やしめんつゆ」を冷蔵庫で冷やしてスタンバイ。「食べたい」と思ったら、茹でた麺にかけるだけなので、時間のない時にとっても重宝します。
「ほたてと椎茸の具材入り 冷やしめんつゆ」は、ほたてと原木椎茸がつゆを吸っていて、うまみがジュワ〜。醤油味でさっぱりしているので、食欲がない猛暑の日でもツルっといただけますよ。
胡麻のまろやかなコクがひんやり喉を潤してくれる「黒豚と筍の具材入り 冷やしめんつゆ」はシャキッとした筍と甘みある黒豚が食べ応えあり、中華麺で味わうのもおすすめです。辛党の方は七味やラー油などを加えて、夏の“うま辛”な気分を満たしましょう。
つゆをしっかり冷やしていただくので、一口であっという間に涼やかに。暑~い日に冷蔵庫を開けてこれがあれば、小さな幸せを感じる夏のお気に入りです。
ほたてと椎茸の具材入り 冷やしめんつゆ・黒豚と筍の具材入り 冷やしめんつゆ
https://www.kubara.jp/kayanoya/ryorinomoto/mentsuyu_tare/112200/
その名からも涼しげな「冷や汁」ですが、焼いた魚と味噌をすり鉢で合わせて炙り、だし汁で溶いて冷やし、それをごはんにかけて…と、とても手間のかかる料理。食べる機会がそうそうなかったのですが、今年からは食卓に上がることが増えそうです。
「冷や汁のだしとたれ」で、冷や汁を初めて作ってみました。ごはんに特製だし、専用たれ、水を加えて混ぜれば、あっという間に完成。上品な魚のうまみが染み渡って、麦味噌のコクもたまりません。サラサラと喉を心地よく通り過ぎていき、きゅうりと豆腐も加えたのでしっかりお腹が満たされました。
暑くて料理を作るのが億劫な日でも火を使わずに簡単に作れて、むしろ気温の高い日の方が一層おいしく感じるはず。なんだか、夏日が待ち遠しくなってきました。
冷や汁のだしとたれ
https://www.kubara.jp/kayanoya/gohannootomo/hiyajiru/118700/
体がバテはじめた時に食べたくなるのは、やっぱり鰻。蒲焼きや白焼き、丼やお重など外食で楽しむのもいいですが、自宅で贅沢な夏の養生飯も選択肢のひとつに。
通販・ネット限定の「だし炊き御飯の素 鰻ごはん」を取り寄せて、“ご褒美デー”までお預け。ちょっと疲れが溜まってきた時、お祝いの席、大切な人をもてなす日に…。ここぞという日こそ、夏のご馳走の出番です。
香り高いだしごはんが炊き上がったら、甘辛いたれで焼き上げた鹿児島県産鰻をやさしく混ぜ合わせて。香ばしい皮目、ふっくらとした身、見るからにおいしそう~。
だしが効いたごはんと鰻がなんとも滋味深く、黒胡麻山椒のアクセントも効いて、一口ごとにおいしさが掛け合わさります。この幸せを毎年の恒例にしたいなぁ。頑張ろうという気持ちまで高めてくれる、まさに夏のスタミナ飯です。
だし炊き御飯の素 鰻ごはん
https://www.kubara.jp/kayanoya/ryorinomoto/gohan/111600/
最後にとっておきの夏メニュー「夏の十穀鍋~夕染~」をご紹介します。『御料理 茅乃舎』初代料理長監修の鍋シリーズですが、十穀入り鍋つゆ、豚肉、薬味、〆のおこわまでセットになっていて、季節ごとに味わいが変わります。
さてさて、夏のお味は? スープの色味を見るだけで、これは辛そう! だしが効いた十穀入りのスープは夕焼けを思わせる茜色です。一口いただくと、辛さの中にだしと十穀のうまみ・風味の存在感。辛くてうまい、これは大人のためのお鍋ですね。
では実食いたしましょう。まずは白葱をはじめ野菜をたっぷり用意して、甘い脂の九州産黒豚と一緒にしゃぶしゃぶ。葱の食感が小気味よく、体の奥底に辛みがじんわり染みていきます。段々と十穀や具材のうまみが溶け出して、スープの味も深みを増してきましたよ。さらに「赤葱油」「辣油」の2種の薬味を加えれば、違った風味の辛さで飽きずに箸がすすみます。〆のおこわ雑炊でスープも残さずいただき、爽快な食後感。夏のダルさからシャキッと解放されそうです。
夏の十穀鍋~夕染~
https://www.kubara.jp/kayanoya/oryori/products/119000/
夏がきたことが嬉しくなる、この時期だけのお楽しみがずらり。暑さに疲れた体が求めるおいしさを是非お試しください。
※紹介した商品は、季節限定のため、売り切れていることがございます。
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齊藤