ひな祭りや入学・卒業、昇進、お引っ越し。人生の節目を迎える春は、お祝いごとも多いものです。そんな日の食卓を明るくしてくれる、春仕様のちらし寿司。食材の下処理など手間のかかる工程も、おだしと料理長の知恵でうれしい手軽さに。繊細な春の食材をやさしく包む「昆布だし」で仕上げました。
お皿の上に、春が咲いたような美しい彩り。桜色、緑色、黄色の色合いは、まるで春の里山を描いているようです。椎茸や錦糸卵など定番の具材になりがちですが、筍や菜の花、空豆の春食材で仕上げると、旬のよろこびもいっぱいに。
[材料](4〜5人前)
ごはん
具材
卵
3個
筍(水煮)
1本(150g)
菜の花
4本
車海老
3尾
空豆
6粒
桜の塩漬け
適量
具材の調味料
※茅乃舎の寿司酢と茅乃舎めんつゆを使ったレシピをご紹介しております。お手元の寿司酢やめんつゆでも代用いただけます。
[つくり方]
①筍、菜の花、空豆は下茹でして、車海老は酢水で茹でて、冷ます。筍は食べやすい大きさに切る。菜の花は、水けを切り、昆布だし(1/2袋)で和える。卵は沸騰後7分茹でて冷まし、殻を剥く。
②鍋で[B]を温めた後、保存袋で①の筍、車海老、卵を2時間程漬ける。
③炊飯器で[A]を炊き、温かいうちに寿司酢を混ぜ合わせる。
④全ての具材を彩りよく盛り付ける。
※人参などで彩りを加えると、より華やかです。
尾﨑
酢飯をつくるときに、ごはんが温かいうちに寿司酢をさっと手早く混ぜて仕上げることです。寿司酢がお米にしっかり染み、おいしいごはんができます。
おだしにも浸さず、調味料も使わず、昆布だしをまぶすだけで菜の花の下味をつけます。真昆布や利尻昆布を用いた茅乃舎の昆布だしは、とっても繊細。品のよい味わいを叶えます。
残り半分の「昆布だし」で、ごはんを炊きましょう。昆布だしのうまみが、一粒一粒に染みこんだやさしいだし炊きごはん。春食材のおいしさを引き立ててくれるのも、昆布だしだからこそ。
料理長・尾﨑がご家庭でも簡単に!と工夫したのが、具材の下処理工程。普通なら具材ひとつひとつにそれぞれの味つけが必要ですが、今回は食材をまとめてめんつゆに漬けるだけ。2時間程なら淡く上品な仕上がりに。しっかりとした味がお好みなら、12時間ほど漬けてもいいそうです。
お祝いの席にお出しすることも多いちらし寿司。盛りつけの美しさも、心がけたいものです。
尾﨑
上手に盛りつけるためには、彩りをあちらこちら、全体に散らすこと。そして、高さにも変化をつけること。今回使った筍などは、筍の穂先の向きを右にしたり左にしたり、動きをつけるときれいに盛れます。
すがすがしい春野菜と、やさしい昆布だし。春の目覚めにうれしい味わいと彩りで、食卓を華やかにしてくれます。
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旬のお料理や季節限定品などをご紹介する茅乃舎の季刊誌「てまひま」をWEB上でご覧いただけます。
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